英語のアルファベット読みが発生する条件

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英語の母音は通常、単音節で読む。

  • "a" → [æ] (ぇぁ)
  • "i" → [i] (い)
  • "u" → [ʌ] (綺麗な「あ」)
  • "e" → [e] (え)
  • "o" → [o] (お)

これが時々、アルファベット読みに変化することがある。
例えば、

  • mind → [máind] (まいんど)
  • fine → [fáin] (ふぁいん)

の `i' という文字は通常の「い」という発音でなく、[ai]「あい」という `I' のアルファベット読みになっている。
他にも

  • fate[féit] (ふぇいとぅ)
  • gene → [ʤíːn] (じーん)
  • fold → [fóuld] (ふぉぅるどぅ)
  • tutor → [tjúːtər] (ちゅーたぁ)

の各2文字目の `a', `e', `o', `u' はいずれも `A'(えぃ), `E'(いー), `O'(おぅ), `U'(ゆー) のアルファベット読みになっている。
これも例外が色々あって読むのに勘がいるのだが、単語を覚えてくるとある程度ルールがあることがわかってくる。一番わかりやすいのは、「母音+子音+`e'」という組み合わせ。この時、`e'の2文字前の母音はアルファベット読みになる。
例:

  • mate [méit] (cf. mat)
  • bite [báit] (cf. bit)
  • theme [θíːm] (cf. them)
  • code [kóud] (cf. cod)
  • cute [kjúːt] (cf. cut)